(C)Talk-Line/全学年/国語/学級指導/五色百人一首
何も指導しないと、子どもたちの手は、空中をさまよいます。
さらに、放っておくと、手で札を隠す子も出てきます。
そうなる前に次のように指導します。
「札をさがす時には、手は体のどこかにつけておきます。手を空中にぶらぶらさせては行けません。」
「手を空中にぶらぶらさせてはいけません。」
だけでは足りません。
どこに手を置くのかも指示します。
どこに手を置いておくのかを指示しなければ、しだいにルールがあやふやになっていきます。
そして、「ぶらぶらしていなければ空中でもいい」という子が出てきます。
向山先生の「最初の指導」のテープでは、次のように指導しています。
手の位置は、自分の手前の机の上において下さい。
手前の机の上です。手を空中ぶらぶらさせないで下さい。
取るときだけ手を出してください。
このことを徹底します。
「あなたは、真ん中についているでしょう。ルール違反です。」
「下じゃないんです。机の上です。」
また、次のようにも指導しています。
「横についちゃいけないんです。手前です。」
ルールは徹底させなければなりません。
そうしなければ、「おもしろくない。」という出す子が必ず出ます。
ずるをする子が出るからです。
強く言い出せない子は、「おもしろくない」となってしまうのです。
★☆参考・引用☆★
「A:五色百人一首(初めての指導)」テープ 東京教育技術研究所
「五色百人一首指導の手引き」 東京教育技術研究所
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