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五色百人一首・我流を克服しよう7
終わり方〜アテ勘への対処〜

TOSS「お茶しましょ」 永山祐 HP


 私は、何も考えず、20枚全部を読んでいました。
 すると、終わりの2枚ぐらいになると、勘で取ってしまう子がいました。
 読み始めてすぐに取ってしまうのです。
 そうすると、ちょっとおもしろくなくなります。
 別にずるではないのですが、いやな気持ちになります。 
 そのようなことを防ぐために、二つの方法があります。

☆終わり方1「空札を読む」
 最後の二、三枚になったときに空札を入れることもあります。
 残りわずかになると、勘でとる子どもがいます。それを「空札」といいますが、入れます。
 「五色百人一首指導の手引き」より                                                    

 次のような方法もあります。  

☆終わり方2「18枚でやめる」
 最初は、アテ勘になりやすいので、18枚でやめる先生もいます。
 「五色百人一首指導の手引き」より

 向山先生は、「初めての指導」で次のように終わっています。
 「一枚残して終わりになります。」
 空札は読まず、一枚残して、終わらせています。
 「初めての指導」なので、残り2枚目をアテ勘で取る子はいないからでしょう。
 それでも、一枚を残して終わっています。

 ちなみに、新お手つきのルールが発表されたときに、次のことも一緒に出されました。
☆読み手(教師)は、18枚を読んだ時点で読みを終える。
 19枚目、20枚目はヤマカン取りになって、試合が面白くなくなる。
 (向山学級のルールを汎用したもの) 

★☆参考・引用☆★
「A:五色百人一首(初めての指導)」テープ 東京教育技術研究所
「五色百人一首指導の手引き」 東京教育技術研究所

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