(C)Talk-Line/全学年/国語/学級指導/五色百人一首


TOSS-LANDへ

五色百人一首・我流を克服しよう6
うらを見てもいいタイミングの指導

TOSS「お茶しましょ」 永山祐 HP


 五色百人一首は、うらに上の句が書いてあります。
 やったいる最中に、うらを見ても良いというルールになっています。
 私は、次のように指導しました。 

 間の時間にうらを見てもいいです。
 次の札を読み始めたら、見るのをやめてください。

 この指示では、ダメでした。
 「次の札を読み始めたら」やめるので、もう次の札を読み始めてしまっているのです。
と言うことは、たまたま見ていた札が、読まれた札かもしれません。
 また、どこまで見ていてよいのかというのも、あいまいになりやすいです。
 向山先生は、「初めての指導」で次のように指導しています。  

 2回目を読みおわったら、見てはいけません。

 上のように言ったあと、次の札を読みます。
「寂しさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ
 いづこも同じ 秋の   今は見ていいんですよ。
 秋の夕暮れ ここで、見てはダメなんです。
 2回目を読みおわったら、見たらダメなんです。」
 このルールは、子どもが百人一首を覚えるために必要なルールです。
 ぜひ、徹底させたいものです。
 
★☆参考・引用☆★
「A:五色百人一首(初めての指導)」テープ 東京教育技術研究所
「五色百人一首指導の手引き」 東京教育技術研究所

  もどる   私のHPのトップページ  TOSSランドへ