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(C)Two-Way/小学校/授業/1年生/生活/発表技術

1年生はじめての指名なし発表

1,小学校で楽しみなこと

 子どもたちに、次のように問う。
「小学校で楽しみなことは何ですか」
 子どもたちは、口々に言い出す。
「昼休み」「給食」「体育」・・・
 子どもたちはいろいろと言いたくてたまらない様子である。

2,話形を示す。

次のように板書する。

ぼくが、がっこうで たのしみな じかんは、○○○○です。

何人か指名し読ませる。
次に一斉に声をそろえて読む。
そして、次のように指示する。

3,指名なし発表

 発表できる人から立って発表してください。先生は当てませんから。
 発表し終わったら、すわってください。
 次に発表したい人が立って発表してください。
 もしか、そのとき何人かの人が立ったら、遠慮してすわってください。
 必ず発表できますから大丈夫です。
 どの人も必ず一回発表してもらいます。
 それでは、発表できる人からお願いします。

 1年生でも、話形を示してあるので、簡単に発表することができる。
「ぼくが、学校で楽しみな時間は、昼休みです。」
「ぼくが、学校で楽しみな時間は、給食です。」・・・
 二人が同時に立ったとき、ゆずってすわった子を次のようにほめた。
「ゆずってくれてありがとう。おかげで発表がスムーズにいきました。」
 

 話形を示し、発表の準備をすることで、1年生でも指名なし発表はできる。
 指名なし発表の指示は、向山洋一先生の追試である。

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