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身近なものを使ったインスタントシニア体験です。少しづつ老化が進んでいきます。
1,学習内容を知らせる。
「今日は、お年寄りの体験をします。」
2,「老化」という言葉を知る。
「老化とは、どういうことでしょうか。」
「年をとって、体の色々な部分の働きが弱くなってくることを老化といいます。」
「体のどのようなところが老化すると思いますか。」
→子どもから「目」、「耳」、「手足」、「腰」、「頭」という意見が出る。
3,老化の体験をする。
「みなさんはお年寄りです。だんだん老化が進んでいきます。」
目の老化が進みました。
難視マスクをつけてみましょう。
プッチンマットの難視マスクを配る。(「プッチンマットで難視マスクを手作りしよう」のサイト参照)
次は耳の老化が進みました。
ティッシュの耳栓をつけましょう。
ティッシュを配り、小さくちぎり、それを丸めて、耳に入れるように言う。
このあと、教師は大声で指示を出していくことになる。
手先の老化が進みました。
軍手をはきましょう。
軍手を配り、はかせる。
それでは、本を読んでみましょう。
難視マスク、耳栓、軍手をつけたままで、本を読ませる。
次は、字を書いてみましょう。
紙を配り、自分の名前を書かせる。
折り紙を折ってみましょう。
折り紙を配り、好きなものを折らせる。
4,感想を発表する。
「老化を体験した感想を発表してください。」
*身近な物で、老化を疑似体験することができる。
なお、次のことを最後に補足説明した。
「全てのお年寄りが、疑似体験したようになるとは限りません。年をとっても、先生より若々しい人もいます。」
参考文献 ・井上好文氏のHP「難視メガネを自作しよう」
・ジュニアボランティア教育23号、34号の丸亀貴彦氏の論文
・赤ねこ点字スキル(光村教育図書)
・「水の如し」水野正司氏のHPの論文作成フォーマットを使用
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